底辺と医師国家試験対策

医大生のポリクリ日記をイメージして書いています

冬メック内科偏差値30からの116回医師国家試験まで

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こんにちは。

私は春夏メックで偏差値が30台、冬メックの内科の偏差値が30でした。底辺向けの国家試験体験記が少ないと思いブログを書くことにしました。

偏差値が低い方やコツコツと勉強することが苦手な方の参考になりますように。

 

同じような趣旨で書いてくださっていた過去の受験生の方のブログに、たいへん助けられました。ありがとうございました。

 

こちらの記事は、現在模試の成績が40以下の国試受験生や、なるべく時間をかけずに医師国家試験合格を目指したい方に向けて書いています。

また、実際の模試の成績や国試の自己採点の結果が下の方に載っています。苦手な方はご注意ください。

 

忙しい人のための自分の後悔ポイントまとめ

・国試勉強は後からでもできるがマッチングは夏までなので後悔ないようにマッチング対策しよう

・模試がヤバくても落ち込まない

・地方民でホテルに泊まって受験する人は、できれば事前にホテルに泊まってみる

・模試はだらだら解くんじゃなくて、できればビジホに泊まって慣れない環境で睡眠不足の中、公立図書館の自習室等いつもと違う場所で解いてみる。休憩時間も長いのでその時間の過ごし方もシミュレーションしておく。

・MEC模試はわざとどぎつい禁忌を設定するが本番であんな意地悪な禁忌選択肢は設定されてない。いかにもな禁忌ばかり。

ここからは詳しく。

自己紹介

・地方大にギリギリ入学する

・再試がある科目では8割再試験にかかる

・4年次のCBTは8割弱

・周りに合わせてMECをとるがmedu4に変える

・実習は不真面目

・卒試で下位1割に入り警告文をもらう

 

国家試験まで

〜4年夏

再試にかかりまくるがたまたま留年しなかっただけ、という成績をとる。出席もギリギリ。

 

4年夏〜CBT

CBT直前の7月にのある科目の本試に落ち、CBT2ヶ月前なのに一切CBTの勉強ができず出遅れる。にも関わらず夏は遊んでしまい実質2週間でクエバンを3冊詰め込む。再試があるという安心感から勉強に身が入らなかった。ここでのなんとか受かったという成功体験により国試も舐めてしまっていた。

 

ポリクリは自分の不真面目さ、コロナなどいろんな要素が重なりなんとか終了した形となる。

 

〜5年3月

ポリクリでは楽な科を選んだはずなのに勉強が進まない。なぜか意識高く申し込んだ春メックにて偏差値36を記録する。このときはここからまだ下がるとは思っていなかった。

medu4の動画講座は小児科と眼科と循環器(5年の4-5月の緊急事態宣言中)、神経と腎臓(5年の12月)、内分泌と消化管(5年の3月)を見終わる。

つまり6年生の春なのに内科外科ですら相当残っている。

もちろんマイナーは全く見れていない。

 

〜6年夏

5-7月は楽な科を選んだのでだいぶ動画を見ることができた。

6年5月:動画講座の血液、免疫、感染症

6年6月:動画講座の呼吸器、肝胆膵をみる

内分泌と免疫と神経と循環器と眼科のクエバン一周目問題を解く。

6年7月:動画講座の産婦、耳鼻科、皮膚科をみる。

肝胆膵と消化管のクエバン一周目問題を解く。

 

6年6月中に内科外科の動画講座は一通り見終わるも全く復習はできず。

7月上旬に夏メックを受ける。

動画講座も見終わらず復習もできていないので成績が良いはずもなく。

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夏メックと第一回MM模試について詳しくはこちら→夏メックとメディックメディア模試 - 底辺と医師国家試験対策

 

6年8-10月

夏メックの復習はできず、なんとか7-8月で内科外科、産婦小児、マイナー、公衆衛生の動画講座は見終わる。

諸事情により8月1-3週にはほとんど勉強ができず、これはもう一年を覚悟する。面接を受ける。ちなみになぜか受かると思い込んで病院は1つしか受けなかった。当然落ちた。

9月からの卒試も諦めていたが優しい同級生のおかげでなんとか心が折れずに卒試を受けることができた。

9月下旬にMM模試を受ける(偏差値35)

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10月末までは卒試の勉強しかできず、国家試験対策は全く進まない。

卒試の成績は下1割に入る。

 

6年11-12月

11月:毎日5時間程度継続して勉強する。ほずみや有名ブロガーな人が直前期は毎日10時間勉強と言っており、勉強しようとするも集中が本当にできなかった。

老年など残りの動画講座を視聴し、115回回数別を解く。3テコ(偏差値45)受験と復習

3テコの結果で、自分はある程度基礎固めができたと思い、medu4の特講を受ける。結果として特講は受けてよかったが、、、この時期に受けるよりも基礎テキストを固めるべきだった

 

12月:冬メック(偏差値38)受験と復習。

内科外科のベーステキストの復習をする。

冬MM(偏差値50)を受験する。

エバンを解きまくる。

114と113を解く。

3テコ、冬メック、冬MMの成績はこちら→11-12月の進捗と模試3つ(記録) - 底辺と医師国家試験対策

冬MMで意外と大丈夫そうだったので年末年始はのんびりする。

 

 

6年1月

究極マップを2周みる。4テコを受ける。

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偏差値50と自分的には良かったので完全にだらけてしまう。せっかくだしラスメと直前Assistを受講する。秋以降の模試の復習をする。

ほずみんに問い合わせをしたら丁寧な返信がきて嬉しかったです。4テコについて詳しくはこちら→4テコの結果 - 底辺と医師国家試験対策

直前期の堕落した生活はこちら→1月半ばの1日のタイムスケジュールと解決策 - 底辺と医師国家試験対策

 

 

6年2月

113-115で2回以上間違えた問題を解きまくる。生活リズムが全く直らなかった。

 

 

2/16日17時での結果

講師速報で

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みんコレで

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でした。

 

2点違うのですが、これは私がみんコレの方で入力ミスをしているためです。確かめてはないですが…多分一般臨床は248点ではないでしょうか。

 

冬メックまでの恐ろしい成績からここまで伸びたのはほずみんのおかげです。

詳しくは別記事にしたいと思っていますが、受験当日の思考(URLは→116Aブロックの受験当日の思考 - 底辺と医師国家試験対策)を見てもらうと結構いい加減に選択肢を選んでいるな、と思われるでしょう。

 

全ての選択肢について熟知しており、根拠を持ってちゃんと誤選択肢を切れるのに越したことはありませんが、底辺勢には無理な話です。

 

他の予備校はちゃんと観てないので分かりませんが、ほずみん(など予備校講師)の解き方をトレースできるという点が動画講座のメリットでした。

 

エバンはその分野に詳しい専門家が書いているので、受験生は前提としてそんな知識無いよ!と思うことが多かったですが、medu4では受験生レベルの知識でどう答えを出せるか、という考え方をトレースできるのがとてもよかったです。

 

特に回数別はケチらずに購入&受講してよかったと思いました。究極マップは正直ネットで言われるほど良いものかと言われたら悩ましいです。コスパは良いですが。

 

買ってよかったもの、買うべきもの

・medu4の内科外科

・medu4のマイナー

・medu4の特講(特に輸液、酸塩基)

・病気がみえる

 

余裕があれば買うもの

・ラスメ

・究極マップ

・模試

・クエバ

 

買ったけど見なかったもの、自分はいらないと思ったもの

・MECの臓器別、マイナー、サマライズ

・イヤーノート

・レビューブック(必修禁忌以外)

 

イヤーノートは動画講座取ってるなら本当にいらなかったと思いました。地味に高いし。

 

1年間で解いたクエバンの問題数

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オンラインだと何も考えずにポチポチしてしまうようになったため、1月中旬からは紙媒体で演習していました。これに1000問ぐらいプラスで演習していると思います。

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エバンの問題を1周目以外も完璧にしようというのは、コツコツ苦手勢には難しい話ですね。一周目に集中してよかったです。

 

結果

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別に、なんでもマネタイズするのはひ